::::: 小梅母の徒然日記 :::::




人体の不思議展
前から興味はあってんけどチャンスが無くて
今回が最後の開催であるというのを知って行ってきた

“展示”されてるのは遺体・・・
ニュースで話題になったからか?
結構な人で、入場券を買うのにもだいぶ並ぶ羽目に


特別な技法で劣化しないように施された“展示物”
それはそれはすごかった
いろんな意味で

頭蓋骨を特殊な方法で粉砕し、脳を取り除かれ、脳動脈だけを展示・・
とか
同じような方法で、腕の血管だけを展示・・・
とか

その技術には驚いた
看護学校時代に見てれば、解剖学で赤点を取ることもなかったろうに・・・
動脈は赤、静脈は青、リンパは黄色とか色分けされた臓器なんかもあるしね
学生時代に学んだ人体は、医学部の学生が解剖してる合間
ホルマリン漬けの白に近い色の献体やったし
亡くなったばかりの人の時もあるにはあったけど・・ね

とにかく「解剖学」というだけの捉え方をすれば
こんなにわかりやすい事はないやろうと

実際、ブ厚い参考書を持ち、展示品にへばりついて
ここはこ~で、そこはこう・・・みたいに
医学生、看護学生と思われる子たちもいっぱい

はっきり言うて邪魔やったけど・・
そういう勉強した子たちだけの日をもうければいいのにと思った


この展示には賛否両論
ニュースでも評論家とかがあーだこーだ言うてた



“見る”側とすれば
興味本位であっても、純粋に学びたい場合であっても役立つよ
技術にも感心し
黒い肺を見れば「タバコやめよう」って思うかも知れんし
月齢ごとに展示された胎児を見れば、堕胎を思いとどまる子もおるやろう

でも“見られる”側は?

主催者は「故人の意志に基づき」って説明したはるらしいけど
“献体”を申し出ただけで、“展示”まで承諾したん?って


奥へ奥へと進むうちに
なんかくら~い気持ちになってきてね・・



CTで撮った画像を連想させるがごとく
全身を2センチぐらいかな?
輪切りにされたのとかある訳よ
それも縦割りの人と横割りの人ね

たとえば、内臓だけを展示なら、その人の全貌はわからんわけやん?
せやけど、そうでない人とかいっぱいな訳

エンゼル処置の時のワタが丸見えとか
薄目開いてるのとか
まつげとか

全身が一体展示されてるのがあって
その横に鉄棒みたいなのに、タラ~ンとかけられた皮
皮はいだらこんなですよ・・て主旨?


人体の不思議展なんやし、あらゆる角度からリアルに表現なんやろね


でも、私が感じたのは
“展示”ではなく“晒されてる”

一般的に献体を申し出る人は
「今後の医学の発展のために」
医学部とか看護学生のためにを目的としてると思うねん

決して“万人のため”にではないんとちゃうかなって


あるブースでは
「実際の脳の重さを感じてみましょう」って
吊るされた脳みそがあってん

いろんな人が手に乗せてた

見れば見るほど“晒されてる”感が強くなってきてた私は
嫌悪感を抱くほど

自分の脳みそが吊り下げられ
ヨーヨーを手に乗せてるみたいにポンポンされてる
「こんな重さか」って感心されればまだしも
「いやぁ~!見て見て!!」って笑いながらさわられる

献体した人・・
そんな風に扱われるなんて想像もしてないやろうに





「とても触れる気にはならんかった」
「晒されてるって感じ」
そういう感想を述べながらも
私かて
「リンパってこないに流れてるんか・・」とか
「頭の血管、すご・・・」とか
参考に・・というか、勉強させてもらった・・というか
そういう風にも見てるんやし、えらそうには言えへんねんけど・・


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2011/01/21(金)



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